生理痛と腰痛の関係性について
女性は月に一度生理が来ますが、下腹部の痛みや腰痛、頭痛や腹痛などの生理痛に悩む方は多く見受けられます。また、生理時に腰痛で悩まされる方の場合、立ったり座ったりといった、日常の動きに影響が出てしまうこともあります。生理時に腰痛が起こる原因はいくつかあるのですが、どのようなものがあるのか紹介していきます。
生理時に起こる腰痛の原因は
- 1.ホルモンの急激な変化
- 女性の身体は生理期に入ると、骨盤が開いてきます。その時に卵黄ホルモンの一種であるリラキシンが分泌されます。このリラキシンの働きによって関節が緩まり骨盤を開きやすくしてくれます。ただ、リラキシンの働きは筋肉や腰へも影響するため、腰痛が起こる原因でもあると考えられています。また、プロスタグラジンというホルモンの過剰分泌も生理痛が起こる原因とさています。
- 2.冷えによる血行不良
- 生理痛は血流の悪さからも起こります。冷房による冷えや身体を締め付けるような下着、ジーンズなどの服装、長時間同じ姿勢が続くデスクワークやパソコンを使う仕事などで全身の血行が悪くなると、腰痛や腹痛、お腹の張りが増します。また、タバコは全身の血管を収縮させるので喫煙も生理痛の原因になります。
- 3.骨盤の歪み
- 骨盤は身体の土台であり、骨盤内臓器の働きを左右しています。曲がったり、歪んだりして、骨盤の動きが悪くなりますと腰痛や腹痛を始めとする生理痛や生理不順・肌荒れなど生理の前、生理中、生理の後などの様々な症状の大きな原因となっています。 そしてホルモンバランスを崩す原因にもなってきます。 女性にとって、骨盤の可動性を高めていくことが最も大切なことと考えています。
ぎっくり腰になった時の対処法
ぎっくり腰は急性腰痛症とも呼ばれ、急に重いものを持ち上げたり、無理な姿勢をしたりして、腰に急激な負担をかけることで痛みを発する症状です。急に動けないほどの痛みを感じることもあるのでパニックになるかもしれませんが、冷静に対処することが大切です。 そこで、ぎっくり腰になった時に行うべき対処法をご紹介致します。
(1)ぎっくり腰に症状が出たら
まず何よりも寝たきりにしていないで、足首や足の指などの動かしても、あまり痛みを感じない処から徐々に動かしてみることです。足首を動かすことが出来て、膝の曲げ伸ばしなどが出来るようになれば、腰の方も少しづつ周りの筋肉が弛んできて、痛みが軽減されて動きだせるようになってきます。 また併せて、蒸しタオルを活用することも大切となります。蒸しタオルの効果によって腰回りの硬直している筋肉や関節が弛んできます。 ぎっくり腰の根本原因は、慢性的に腰回りの筋肉が硬直しているところへ、ストレスや食べ過ぎ・飲み過ぎなどが引き金となって、何かの拍子に起こすものです。ぎっくり腰は一度なると再発する恐れがありますので、動けるようになりましたら早い機会に治療を受けると同時に、生活習慣の見直しを計ることが大切になります。
(2)ぎっくり腰の間違った対処法
患部を冷やしたり、安静にしていて寝たきりになっていることが多く見受けられますが、体を硬直させるもとになり、恢復が遅れてしまうことになります。 重要なことは、慢性的に腰を強張らせている生活習慣から原因を突き止めて根本のケアーを計ることです。
肩こりの影響で引き起こされる頭痛
肩こりに悩まされている方は多いと思いすが、中には肩こりだけでなく頭痛にも悩まされている方が多く見受けられます。肩こりと頭痛には一体どのような関連性があるのか、ひも解いてみましょう。
生理時に起こる腰痛の原因は
- 1.緊張型頭痛とは
- 肩こりが悪化してくると、この緊張型頭痛の症状が現れる恐れがあります。痛みの感じ方は人それぞれ違いますが主な症状として、締め付けられているような重い痛みが後頭部から肩にかけて起こります。またそれ以外にも、頭全体が圧迫されるような痛みを感じることもあります。頭や肩、背中の筋肉は繋がっており、肩や背中などに疲労が溜まりコリが出来ることで頭痛の症状が引き起こされているといわれています。 症状を悪化させないためにも、普段から体のケアに気をつけてみてはいかがでしょうか。
- 2.肩こりのケア
- 肩こりを和らげるためには、血行を良くすることが大切です。湯船に浸かって体を温めた後にストレッチを行うなど体のケアをする習慣を身につけましょう。 また姿勢の悪さが原因の肩こりは、慢性化していることが多いので、正常な機能をしなくなっている筋肉の能力を高めることが不可欠です。
- 3.肩こりの症状が悪化する前に
- 仕事や学校でのストレスなどで肩こりの症状が悪化することもあります。悪化してしまうとその痛みがまたストレスの原因にもなり、悪循環に陥ってしまいます。毎日のケアはとても大切ですがそれでも肩こりが改善されない場合は、それ以上悪化させないためにも整体の施術を受けたり、病院で診察をしたりするなどの対策が必要になります。
体温を上げることの重要性(低体温の人へ)
寒さの厳しい冬、この時期になると身体の冷えを訴える方が多くなります。 特に、女性は冷え性に悩む傾向が高く、体温が36度以下の低体温の方が増えています。 では、身体が冷えると人間の体内では、どのようなことが起きているのでしょうか。 そこで、体温を上げることの重要性をひも解いてみましょう。
(1)「低体温になりやすい環境」にいる現代社会
地球温暖化が進行し、世界各地の平均気温が年々上昇しています。 特に夏の暑さが年々厳しくなり、エアコン無しでの生活が出来にくくなってきています。 また、デスクワーク中心の仕事が多く、全身を使って運動をする機会が少なくなってきているため、体温調節機能の重要な役割を担っている、汗をかく生活習慣が損なわれてきています。 そのために低体温の女性が後を絶たなくなってきております。
(2)低体温と冷え症及び病気との関係
低体温の方は冷え性です。また、低体温と心臓は密接な関係があり、循環器系と呼吸器系の病気に深くかかわっています。また、「体温が下がると免疫力も低下する」と言われています。 免疫力が低下すると、外部から侵入してくる様々な細菌を退治することが出来ないため、風邪やインフルエンザなどあらゆる病気を引き起こす原因ともなっています。
(3)低体温(冷え症)を克服するためには
低体温症は、本来体力が衰えてくる高齢者に多い症状ですが、最近は若い年齢の人にも多く見受けられます。その根本原因は、汗をかかない生活習慣です。デスクワーク中心の仕事は、脳や腕・目などを酷使する、部分的な疲労が身体の硬直を誘い、汗を掻きにくくなり、血液やリンパの流れが悪くなり冷え性や低体温になっていくのです。 部分的な疲労を取り除くために、閊えて流れの悪くなっている部分に的を絞り、人体力学体操や部分浴などを活用し、汗のかける体づくりを目指すことが重要になります。
【注意事項】
1)夜、寝る時に足が冷えるということで、靴下の重ね履きをしてお休みになる方がいます
が、あまりお奨めできません。足の裏は人体の中でも特に感受性の高い部分で、内臓の反
射区がたくさんあり内臓等の負担の問題に係わってきます。お休みになる前に足湯などを
活用されることをおすすめします。
2)また電気毛布を使用されている方もおられますが、寝てる間も電気をかけっぱなしの場合
は身体の水分調整などに問題を来たします。お休みになる前の1時間程度前に、電気を入れ
中を温めてからスイッチを切ってお休みになることをおすすめします。